エンジニア職

名古屋製作所
ソフトウェアシステム部 専任 2017年入社 田代 秀秋
※所属はインタビュー当時のものとなります

もっと、自分が手掛けたシステムを広めたい。

前職では、製鉄所のグループ会社でITエンジニアとして活動していました。主な業務は、検査装置のソフトウエア開発。「もっと多くの会社と人に、自分が手掛けたシステムを使ってほしい」と思い、転職活動を始めました。システムの要件定義、設計、テスト、導入、インストラクション、保守など、上流から下流まで一貫して経験してきたことを土台に、さらなる高みを目指したい。そんな私に絶好だったのが三菱電機の募集です。あらゆる産業とつながりを持つ会社だけに、自身の実力を試し、可能性を見出す場として絶好だとすぐ確信しました。

入社後の配属先は、“これまでの三菱電機にはない事業をつくる”セクションでした。半年後には“FAソリューションシステム部”という名前になり、開発からビジネスモデルの企画・構築までを担当。それが入社3年目に芽を出し始めて、ある製品に搭載するベアリングやギアの予知保全システムを開発。そして4年目、このシステムをさらに発展させた工場全体の可視化、分析/診断、改善できる監視システムを副事業本部長へプレゼンして、本格的なリリースを目指すことになったのです。

数々の産業が待ち焦がれる、工場全体監視システムの実現を目指して。

副事業本部長とは、月2回のペースで向き合いました。プロジェクトの進捗を報告して、アイデアをプレゼンする。一歩先の視点からのフィードバックを受けて、目から鱗が落ちるばかり。経営者目線や考えに触れることができて、自身を鍛える貴重な機会になりました。その原動力は、自分自身の「何としてでも実現したい」という気持ちです。さまざまな産業から一定のニーズがあることは把握しており、「より早い段階でトラブルの発生を予測して見える化ができれば、きっと大きなビジネスになる」と、大きな可能性を感じていたのです。

システムをどこまで成熟させられるか、いつ世に出せるか、自分でプロジェクトを牽引できることに大きなやりがいと学びを得ました。一番の学びは、ひとつのモノ・コトを世に送り出すために必要な現場目線と経営目線でゴールラインを把握できたことです。結果として、私は途中でソフトウエアシステム部へ異動することになり、今は別のメンバーが案件を進めています。私は、外から、リリースされる日が来るのを待ち続けているところ。ぜひ、カタチにして世に送り出してほしいですね。

FAシステムの最先端開発を担うプロダクトマネージャーに。

現在はソフトウエアシステム部に所属しており、クラウドなどの技術を活用したFAシステムの開発に携わっています。規模は非常に大きく、そのなかで私が担当しているのはプロダクトマネージャー。お客さまにもたらす価値の向上を目指して、製品のビジョン・仕様の策定を行っています。大きなプロジェクトを動かすのに、新卒入社でも経験者採用での入社でも一切関係ありません。三菱電機に入社してから、本当に濃密な経験ができていると感じます。そして、自分の想いを実現するチャンスにあふれた会社であると強く思います。

周りには、ITエンジニア出身の私から見ても「すごい」と驚くような技術を持つ人、他社ではきっとエース級だと思われる人がたくさんいます。AI、画像認識、DXなど、先端技術を積極的に導入する風土もあります。数々のプロフェッショナルから力を借りて、先端技術を駆使した開発に挑戦できる三菱電機には、ITエンジニアにとって無限の可能性が広がっています。

ITエンジニアとしての夢が、次々に見つかる。

これから三菱電機が目指すのは、ソフトウエアを活かしたソリューションをビジネスの柱にすることです。そのために、今、FA本では”コト売り”も強化し、”モノ売り”と”コト売り”の両立化を目指す動きを強化しています。他部門との連携も盛んな環境でもあるので、新しい技術に触れ、視野を広げ、夢を見つけるには絶好の環境だと思っています。AIのスペシャリストになりたい、DXを追求したい、プロジェクトを牽引する存在になりたい…。一人ひとりの想いを尊重し、支援してくれる懐の深さがあるのも、三菱電機の魅力です。

では、私の夢はというと…やはり、自分が開発を担当した案件を、まずは世の中に出すことです。ひとつでも出したら、社会に大きなインパクトをもたらすはず。それほど大きな影響力が、三菱電機にはありますから。そのためには、勉強すべきことがまだまだたくさんあります。嬉しいことに、さまざまなことを学べる教育プログラムも充実しているので、ぜひ会社を活用して、高みを目指していきたいですね。

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